リースリングとナイアガラ種の葡萄果汁を使用した、ワインとIPAのハイブリッド。
グラスからは爽やかな葡萄のアロマが立ち上がり、口に含むと白ワインのような酸味と果実感、そこにIPA由来のホップの苦味と香ばしさが重なる。
主体はあくまでビールだが、ブドウの甘酸っぱさが味わいに奥行きを与え、唯一無二のバランスを生み出している。
ビールらしさとワインらしさがせめぎ合うのではなく、静かに共存している一杯。
“変わり種”で終わらない完成度を持った、知的で洗練されたIPA。
本記事では、香り・味わい・缶デザイン・ペアリングまで詳しくレビューします!
Burdock IPA du Vin|ビール情報
| ビール名 | Burdock IPA du Vin |
| ビアスタイル | IPA |
| 原産国 | カナダ |
| アルコール | 7.5% |
| 内容量 | 355mℓ |
| ブルワリー | Burdock Brewery |
| 原材料 | 麦芽、ホップ、葡萄果汁 |
テイスト

- 香り:★★★☆☆
- 甘み:★☆☆☆☆
- 酸味:★★☆☆☆
- 苦味:★☆☆☆☆
- 旨み:★★☆☆☆
ペアリング
- フライドポテト
- サムギョプサル
- ポテトチップス
- フィッシュアンドチップス
華やかなアロマを感じたいので、シンプルな味わいのメニューが合うだろう。
Burdock IPA du Vin|見た目・味わいレビュー
「IPA du Vin = ワインのIPA」という名を冠したこちらのビール。
その名の通りブドウの果汁が使用されており、リースリングワインとナイアガラ種のブドウで熟成されたIPAとのこと。
どのように作られているのか全く想像ができないのだが、ブドウ風味のビールという感じなのだろうか。
はたまた、やはりワインの味わいに近いのだろうか。
こういった一風変わったビールを手に取ると、飲む前からいろんな妄想が止まらなくなる。
筆者がこのビールを手に取ったのは、流行りそのラベルが美しかったからだ。
正面にはただブドウのイラストが描かれており、商品名も何も書かれていない。
ブドウたちを描くそのタッチもどこか油絵を彷彿とさせる。
まるでビールの缶自体をキャンバスとして絵を描いたかのような、独特な雰囲気が感じられる。
非常におしゃれなビールである。
さてこちらのビールだが、グラスに注いでみると鮮やかなイエローだった。
ラベルに描かれたブドウの絵から勝手に紫色のビールを想像していたのだが、そういうわけではなさそうだ。
グラスからはブドウの爽やかな香りが感じられる。
香りだけでいうと、ワインというよりはブドウジュースに近い。
口に含むと酸味とわずかな甘みが感じられる。
舌が慣れるとそれは苦味に変わり、飲み込むとその瞬間にブドウらしい酸味に切り替わる。
後味は意外とすっきりとしていて、酸味と苦味が少しだけ残るイメージ。
鼻から抜ける香りは主にブドウなのだが、それだけじゃない。
IPAらしいホップの香りもしっかりと香り、ブドウの甘酸っぱさとホップの香ばしさが共存しているような印象だ。
香りだけで言えばブドウジュースに近かったが、味わいはまさに白ワイン×IPAといったところ。
しかも双方の良いとこどりをしており、白ワイン本来のブドウ感と酸味、IPAのホップ感と苦味をそれぞれ兼ね備えており、唯一無二の味わいを生み出している。
主体はビールであるものの、ビールだと思って飲むと少し面食らう。
ただ、決してワインやブドウジュースではない。
そんな絶妙な調整が光る一杯だ。
酔いどれ雑談
そういえば、カナダのビールを飲むのは初めてだ。
筆者は驚くほど地理に弱く、各国の位置はおろか、47都道府県の位置関係すらも答えられるか怪しいレベルだ。
到底、都内の有名大学を出ている人間とは思えない社会性の無さである。
最近まで、サグラダファミリアがフランスにあると思っていたくらいだ。
だってなんか、フランス語っぽい響きじゃん。
…というわけで、せっかくなのでカナダについて調べてみた。
現時点で筆者が知っている情報は、カナダはすっごいデカいということと、メープルシロップが有名ということくらいだ。
さて、カナダはアメリカの上に位置する巨大な国で、その面積はなんと日本の27倍だという。
一方で人口は日本の約3分の1であり、ものすごい広い国土に対して人口が少ないという特徴がある。
公用語は英語とフランス語。
なるほど、今回飲んだビールの名前が「IPA du Vin」というフランス語名だったのだが、公用語だからか。
アメリカよりも北に位置することからも分かるとおり、めちゃ寒いっぽい。
特にカナダの極北に位置するノースウエストでは、面積の半分が北極圏に位置し、永久凍土も広がっているんだとか。
そんな気候ゆえに、世界屈指のオーロラ鑑賞の名所とも言われているようだ。
ちなみに、カナダはその国旗に描かれるほどメープル(カエデ)が有名なわけだが、なんとカナダ東部で生産されるメープルシロップは世界シェアの約7割を占めているそうだ。
こりゃすごい。

以上、地理が壊滅的に苦手は筆者が調べた、カナダの情報でした。
一般的な学をお持ちの紳士淑女は、こんなこと常識のうちなのだろうか。。
筆者は地理を知らない分、地図帳を見ているだけで結構楽しいという人生のメリットもある。
暇な時はGoogleマップを眺めることもあるくらいだ。
しかしながら、地図をどれだけ眺めても地図が読めないのだから面白いものだ。
地図を見るのは好きでも、いざ目的地に行く時は絶対に迷う。
100%迷う。
Googleマップを開いて意気揚々と歩き出し、数百メートル歩いてから逆方向に歩いていたことに気づく。
今度は軌道修正したはずなのに、90°違う方向に歩いてた。。そんな頃、日常茶飯事である。
なあ、知ってるか?
一般的に男性は地図を読む能力が高いんだってさ。しかも、理系の人の方がそういうの得意なんだって。
でさ、さっきも言ったけどさ、僕ってそれなりに有名な大学を出ている、理系の男なんだよ。
じゃあなんで地図読めないんだろうな。
なんで山梨県が埼玉の横だって、この前まで知らなかったんだろうな。
面白いよね、人間って。
この前地図が読めなすぎて、友達に「生きてくの大変そうだよね」って言われた時のことを思い出したよ。
今日はさ、このビールを飲んで泣かせてくれよ。



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