PARALLEL WORLDは、反射炉ビヤと奈良醸造がコラボしたIPA。ほうじ茶の香ばしさを思わせるユニークなアロマと、IPAらしいホップの苦味が共存する、個性派クラフトビールだ。
本記事では、香り・味わい・缶デザイン・ペアリングまで詳しくレビューします!
PARALLEL WORLD|ビール情報
| ビール名 | PARALLEL WORLD(パラレルワールド) |
| ビアスタイル | IPA |
| 原産国 | 日本 |
| アルコール | 3.5% |
| 内容量 | 350mℓ |
| ブルワリー | 奈良醸造(NARA Brewing) × 反射炉ビヤ |
| 原材料 | 麦芽、ホップ、ほうじ茶 |
テイスト

- 香り:★★★☆☆
- 甘み:☆☆☆☆☆
- 酸味:★☆☆☆☆
- 苦味:★★☆☆☆
- 旨み:★★☆☆☆
ペアリング
- 塩味のミックスナッツ
- フライドポテト
- ハム
- カルパッチョ
- 天ぷら
- 煮卵
味わい自体はあっさりしているので、濃い味のメニューと合わせるのは避けたい。
PARALLEL WORLD|見た目・味わいレビュー
独特なラベルに身を包んだビール。
緑色の植物のようなものに包まった人物を中心に配し、その周りには枯れ木の枝が見える。
およそこの世界のものとは思えぬ光景に、まさに「PARALLEL WORLD」を感じざるを得ない。
なお、公式サイトには誰でも利用可能な素材としてラベルにあったアートが公開されていた。
せっかくなので貼っておこう。

こちらは「奈良醸造」と「反射路ビア」のコラボ商品。
原材料にほうじ茶を使った不思議なビールだ。
グラスに注ぐとオレンジ〜ブラウンの色味が際立つ。
香りはまさにほうじ茶。
香ばしい茶葉の香りがふわっと広がり、その色味も相まって、ビールではなくほうじ茶のように見えてしまう。
口当たりはまろやかで、口の中にすうっと入ってくる。
酸味を瞬間的に感じ、それはすぐに苦味となって口の中に広がる。
すかさず香ばしい香りがしたかと思えば、それはまさにほうじ茶の香りだった。
鼻から抜ける香りもほうじ茶がメインであり、ホップの香りはそれほど感じない。
言ってしまえば、これは「ほうじ茶」だ。
色味も、味わいも、香りも全てほうじ茶。
ビールの要素は限りなく薄く、加えてアルコール度数も控えめ。
だが、それがいい。
実にオシャレである。
何かこう… 品の良い落ち着いた風格のジェントルマンが、長年着古したクタクタのシャツを羽織って、バルコニーに出ているような。
目の前には広大な森が広がっていて、昼下がりの空気の中、微かな木漏れ日が彼の頬を照らすように。
そして彼は、気取らず、飾らずに、その光景を見て小さく微笑むかのように…。
何とも形容し難いのだが、そんなオシャレさ、落ち着きがある。
筆者は濃い味のビールが好きなタイプだが、真逆に位置するこのビールも何故かかなり好きだった。
酔いどれ雑談
このビールをグラスに注いでから気が付いたのだが、こちらのビールは「ナイトロ缶ビール」というものらしい。
ナイトロ = 窒素を充填した缶ビールであり、一般的な二酸化炭素を充填する缶ビールよりも、キメの細かい泡になるんだとか。
飲み方も特殊で、まずは最初に缶を優しく振った後、プルタブを開けたら缶を逆さにしてグラスに一気に注ぎ込む。
その後は泡が落ち着くまで1分ほど待ってから飲むようだ。
よく見たらラベルにもその飲み方が図解で書かれていた。

なお、奈良醸造の公式サイトにも「ナイトロ缶」の楽しみ方が載っている。
筆者はそれに気づかずに普通に開けてしまったので、本来のパワーを発揮できていなかったかもしれない。
失敬。。。


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